いよいよ顔を作ります。手始めに目から作ります。
お前さんが見たノッペラボウってのはこんな顔だったかい?(笑)
鉛筆で薄く、目の形を書きます。
ポリパテを盛ります。
削ったり盛りたしたりして形を整えるのですが・・・
突然ですが、頭と胴体を分離します。本来はそういう予定じゃなかったのですが。実は、ここまでやってから、急に頭の形が左右非対称であることに気付きました。あごの形、ほっぺたの形、側頭部の形など・・・ 目を作ったら急に気付いちゃったんですね。
体操着バージョンのときは、わりとすんなり左右対称にできたのですが。あれは、両腕以外ほとんど全身が左右対称だったおかげでしょう(ビギナーズラックってのもあったと思いますが)。今回は、顔が少し横を向いているというポーズなので、うまくバランスがとりにくかったものと思います。
ここで思いきって、頭部を分離して、左右対称になるよう修正することにしました。こうすれば胴体に惑わされずに対称な頭をつくることができると思います。
頭部を分離することにした、もう一つ前向きな動機としては、いろいろな表情の頭を作って、差し替えできたら楽しいな、とも思ったからです。 |
というわけで、口を作ります。まず鉛筆でラインを書き、彫っていきます。口の中には舌があり、そこは彫り残すのですが、舌の下書きはせずに即興で彫りました。
口の形を鉛筆で書きます。
そのラインを彫ります。
かなり彫り進んだところ。
一応仕上がったところ。
今回の成果。
今回、新しい道具を使いました。刃幅1ミリの彫刻刀の平刀です。目のところを彫るのに大活躍しました。今思うと、体操着バージョンの顔は、デザインナイフとスパチュラだけでよく作ったな、と我ながら関心し、あきれました。