H8/3048CPUの特徴

H8のページに戻る



 H8は、当初は8ビットCPU(汎用レジスタ長16ビット)でしたが、現在は完全な16ビットCPU(汎用レジスタ長32ビット)のものもあります。もちろん、現在私が注目しているのはH8/3048という16ビットCPUです。

 詳しく日立のページを見ていただくとして、H8/3048の特徴を以下に挙げます。

CPUコアの特徴

主な内蔵デバイス


ここが気に入った!

これらの特徴の中で、とくに気に入ったのは以下の点です。

・リニアなアドレス空間

・豊富な汎用レジスタ

	EX	DE,HL
	ADD	HL,BC
	EX	DE,HL	; ようするにDEにBCを足したい
	ADD.L	ER1,ER2

・EEPROM内蔵

・A/D、D/Aコンバータ内蔵


ちょっと「あれれ」な点

いいことばかりではなく、Z80に慣れた人間にはちょっと戸惑う点もあるのですが。

・アセンブラの表記が<転送元><転送先>という順番である

・奇数番地にワードデータ、ロングワードデータを置けない
・上位バイト、下位バイトの順がメモリ上でZ80と逆になる


しかし、H8のメリットはこれらを補って余りあると思います。