第1話 H8でもBASIC

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※注 みなさんはマトモな書き込み回路で書き込んでください



ラン:「というわけで、Cやアセンブラが苦手なあなたにピッタリなBASICインタプリタをそのCPUに焼いてあげたわ。」
僕:「え、このH8でもBASICが使えるの?」
ラン:「そ。とっても簡単にプログラムが組めるわよ。」
僕:「よし、さっそくやってみよう。どうやって使うの?」
ラン:「まず、H8のSCIのチャネル1とパソコンのシリアルポートをつなぐの。」
僕:「うん。えっと(バサバサと回路図を広げる)、この秋月のキットだと、このDSUB25ピンコネクタがSCI1だね。」
ラン:「そう。それからパソコンのシリアル通信ソフトを立ち上げて。Windowsならハイパータミナルが入っているでしょ。」
僕:「ハイパータミナル、ハイパーターミナルと。これか。」
ラン:「そして、通信条件を設定するの。こんな感じね。」
僕:「ふんふん、なるほど。」
ラン:「いよいよ電源をいれるわよ。おっと、その前に、配線間違いとか無いでしょうね?」
僕:「一応チエックしたから大丈夫なはずだけど。」
ラン:「本当ね? じゃ電源入れてみて。」
僕:「よーし、電源ON! ・・・お、なんかメッセージがでたぞ。」

ラン:「おめでとー(パチパチ)。どうやらちゃんと動いているようね。」
僕:「へー、もうこれでBASICが使えるの?」
ラン:「そうよ。じゃ、お約束の "Hello world." でもやってみましょうか。」
僕:「10 PRINT "Hello world." と。これでいいかな。」
ラン:「そうね。runしてみて。」
僕:「よし。 おおっ、動いた! 本当にBASICだぁ!」

ラン:「ね、簡単でしょ。」
僕:「うん、これなら僕にもいろいろなものが作れそうだよ。」


続く・・・