稼動中の全景です。奥のほうの基板がおなじみ?G2436コントローラの基板で、液晶モジュールの下にある基板が今回新たに作ったデータ幅変換基板です。
液晶画面のアップです。縦64ドットの液晶とは違いますね。これで階調がつけば文句なしなのですが。
データ幅変換基板の部品面です。液晶のフラットケーブルコネクタ用にサンハヤトの変換基板を使いました。
データ幅変換基板の半田面です。
データ変換基板と液晶モジュールの接続。こうやって伸ばすと液晶モジュールは裏返しになります。
いままで、液晶モジュールG2436とは12ピンコネクタでつながっていましたが、実際に使っていたのは10番ピンまででした。新たにCPUのポート6のビット2(CN3−37)を11番ピンにつなぎ、/DOFF信号とします。
配線変更は上記1点だけで、あとはCPLD書き換えで対処します。
G2436コントローラ基板と液晶モジュールEG7014Cの間に入ります。G2436コントローラ側からくる4ビットごとのデータを8ビットづつにまとめてEG7014Cに送ります。
また、液晶用の3.3V電源もこの基板上のレギュレータLM1117−3.3で作ります。CPLDのVccIOも3.3Vにしてロジックレベルを液晶に合わせます。
以下が回路図です。
ちょっと長いので別ページにしました。こちらをご覧ください。
配線が終わったら、「超ミニBASIC for H8/3048」に同梱されている cmb3052.mot をCPUに焼き、以下のプログラムを実行します。うまく回路が動いていれば画面が真っ黒なドットで埋め尽くされます。
10 POKE &P1DDR,$FF:POKE &P2DDR,$FF 'ADDRESS BUS 20 POKE &P4PCR,$FF ' PULL-UP ON 30 POKE &P5DDR,$FF ' ADDRESS BUS 40 POKE &P6DDR,$FF ' OUTPUT 50 POKE &P8DDR,$FF ' OUTPUT (USE CS) 60 POKE &PADDR,$FF ' OUTPUT 70 POKE &PBDDR,$FF ' OUTPUT 80 POKE &WCER,$0 ' DON'T USE WSC 90 POKE &P6DR,4 ' LCD DISPLAY ON 100 FOR I=$200000 TO $207FFF ' LCD RAM ADDR 110 POKE I,$FF ' FILL BLACK (BIT='1':BLACK) 120 NEXT |
拙速主義で作った、EG7014C用データコンバータです。640×200ドットのモノクロBMPを約85KバイトのPOKE文スクリプトに変換します。それをシリアルでH8におくるのにはえらい時間がかかります。こんなダメツールでもいいから欲しい、という人はメールください。