書式:
音楽関連をすべて初期化します。
書式:
テンポを設定します。テンポの値は1〜300です。
書式:
音色を設定します。<音色番号>で指定された音色の波形とエンベロープパラメータを設定します。
<波形>に指定できる値は0〜15です。0〜7はROM波形で変更できません。8〜15はRAM波形で、初期化時にはROM波形がコピーされていますが、内容を変更することは可能です。
<アタックレート>、<ディケイレート>、<リリースレート>の値の範囲は1〜255で、大きいほど早く変化します。
<サスティンレート>の値の範囲は0〜255です。大きいほど早く変化します。0だとまったく減衰せず、いわゆる持続音になります。
<サスティンレベル>の値の範囲は0〜255です。
波形について
|
波形番号 |
波形 |
0 |
正弦波 |
1 |
三角波 |
2 |
方形波 |
3 |
ノコギリ波 |
4 |
放物線波 |
5 |
ノコギリ波に近づいた三角波 |
6 |
デューティ比66%の方形波 |
7 |
双曲線波 |
書式:
PLAY <"パート1のMML">[,<"パート2のMML">[,<"パート3のMML"> ・・・
音楽を演奏します。MMLは8パートまで書くことができます。MMLの詳細についてはこちらのページを参照してください。
実際にPLAY文がやっていることは、各パートのMMLの開始ポインタを演奏ポインタキューに置いているだけで、実際に演奏するのは割り込み処理です。演奏ポインタキューにはPLAY文4個ぶんまでデータを置くことができます。すでに演奏ポインタキューがいっぱいの場合は空きができるまで待ちます。
書式:
演奏ポインタキューに入っている、処理中のPLAY文の個数を返します。全く音楽を演奏していないとき0が返り、演奏ポインタキューがいっぱいのとき4が返ります。
<値>は現在のバージョンでは無意味ですが、将来の互換性のために0を指定してください。
書式:
<波形番号>に対応する波形データが格納されている番地を返します。<波形番号>の範囲は0〜15です。波形番号0〜7は、ROM波形なので書き換えできません。8〜15はRAM波形なので、POKE文で波形を書き換えることができます。
音楽シーケンサ割り込み処理がPLAY文中のMMLでエラーを検出すると、音楽演奏を停止して
ERROR DETECTED BY MUSIC SEQENSOR : |
と表示したあと、さらに以下のようなメッセージを表示します。
SYNTAX ERROR |
MMLの文法間違いです。未定義のコマンドを使用しようとした、コマンドの後にあるべきパラメータがない、などです。 |
ILLEGAL FUNCTION CALL |
MML中の、パラメータの値が不適切です。 |
BAD NOTE LENGTH |
音長指定が不適切です。符点を付けた結果の音長が整数でない、直接音長指定で0を指定した、などです。 |
OCTAVE OUT |
オクターブが範囲外です。Oコマンドのパラメータがおかしい場合か、<、>コマンドによってオクターブが0〜9の範囲を出てしまう場合にこのエラーになります。 |