Studio Siam





ソンクラーン フェスティバル



去る4月13日にタイ王国大使館主催のソンクラーンフェスティバル(別名:水かけ祭り)にお招き頂きました。
とても心温まるおもてなしにしばしここが日本である事を忘れてしまうほど この一角だけはすっかりタイでした。





(仏像)

(水をかけているところ)


会場にいらしていたご年配の方に
次々と水をかけさせて頂いているところ
(カンボジア大使ご夫妻)

(学習院大学教授 川島氏)




本来この行事はタイのお正月にあたるこの時期に、昨年1年間のいやな事、辛かった事を水で清める意味があるそうで
仏像或いは近くの長老の方の手に水をかける事によって自分も清められ、
その後サイシンと言われる白い紐を結んで頂き 新たな一年の無事を祈るそうです。



タイ王国大使のご挨拶


タイの民族衣装を身に纏い
とっても気さくなお人柄













(タイ楽器の演奏)




(タイダンス)



お待ちかねタイ料理タイム

実際日本でお店を構えている
タイ料理店が直々出店

懐かしい味に涙が出でそうでした。



タイのお正月は日本同様皆 田舎に帰るので、バンコク市内などでは死んだ町のように静まり、
いかに出稼ぎ労働者が多いかが覗えます。

ところで実際の水かけとはどの程度だと思いますか。
それはそれは想像を絶するもので、トラックの荷台に大きなポリバケツ(約70‐80リットル入り)に水をたっぷり入れ、
そこから走りながらひしゃくや水鉄砲などでだれかれ構わず水をかけたり、自宅の軒先,道路の両側で待機して
道行く人に容赦なくかけてくるのです。
タイではこの時期が一年で最も暑く水浴びを兼ねてお互いに水をかけ無病息災を祝うのですが
そうとは知らない観光客は悲惨です。
タイ人対外国人とのけんか寸前 一触即発状態をしばしば目撃しました。
でもタイ人にしてみたら水をかけて相手に福をもたらせてあげているのに
どうしてそんなに怒るのか分からないかも・・・
(いやいや分かっていながら、日頃の恨みを晴らしているに違いありません。)









(May 2002)


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